ドラクエ11の大陸「ロトゼタシア」がDQ3アリアハンのある「上の世界」の太古の地形だと確定させる証拠を発見しました!
まず下の 2億年前の地球の地形を見てください。この時代は超大陸パンゲアが少し開いて、「ローラシア大陸」と「ゴンドワナ大陸」に分かれた、2億年前の三畳紀と1.5億年前の白亜紀の地球の地図です。
余談ですが、DQ2の「ローレシア」の語源は「ローラ」と「ユウシャ」だけではなく、このローラシア大陸からも来ているようです。筆者はDQ2「ローレシア」と実在の「ローラシア大陸」の名前と地形の関連性を見つけようと地図を見ているうちに、今回の考察に至りました。
*以下の作品のネタバレや情報を含みます
ゲーム:DQ3、DQ11
*ここの内容の一部をそのまま拝借して動画にしている方がいるという報告がありました。動画で使用する場合は動画内か動画の説明でここのブログのリンクを張って貰えればいいのでよろしくお願いします。
上の地形をメルカトル図法で描写した場合を想像してみましょう、四隅の部分が引き延ばされ、なんと下のドラクエ11「ロトゼタシア」といろいろ一致しているのが分かります。
こちらの下の図は上の大陸のさらに過去時代の地球のパンゲア大陸の趣のある地図です。内海の部分などは非常に似ていると思います。ちなみにPANGAEA(パンゲア)のGAEAはガイアとも呼べます。DQシリーズで度々名前が出てくる謎の大地の神ですね。
ぱっと見たところ、「ロトゼタシア」は地球で言う「パンゲア大陸」が「ローラシア大陸」と「ゴンドワナ大陸」に分かれ始めようとした間の時期の地形ではないでしょうか。ドラクエ11はロトシリーズ原初の話なので、大陸構成も太古の地球を参考にしている様に見えます。
下の図は地球の陸地の大陸移動の歴史です。上の地形が徐々に現在の地球の地形に変わっていくのがよくわかります。
下が移り変わりの動画です。
途中でロトゼタシアに近い地形になるのが確認できます。(0:27辺り)
地球におけるパンゲア大陸が現在の地形になるまでの経緯ですが、実際まるで龍が翼を開いているようなのは驚きです。地球だとここまで来るのに2.3億年経っています。
「ロトゼタシア」がDQ3時代のものになるまで何年かかったかはわかりませんが、あの世界のことですから、コレよりは短いこともありえますしなんとでもなります。
DQ3「上の世界」は我々の世界の地形と酷似しているので、コレを見ると「ロトゼタシア」が長い年月をかけて、どのようにDQ3の「上のアリアハンのある世界」になったかがよくわかるとおもいます。
そして参考に以下が現在の地球と似ている、アリアハンのあるドラクエ3「上の世界」です。通常の地図だと、アメリカ大陸の部分が右に来ているのでわかりにくいですので、が、ヨーロッパあたりをを中心に据えてみるとわかりやすいです。
アメリカ大陸に当たる部分を左に持ってくると、先程の地図に対応して更にわかりやすくなります。我々地球の地形と酷似していると言われるドラクエ3の世界ですが、大まかかな部分が似ているだけで、結構適当です。大きな所、我々の世界にあるユーラシア大陸の真ん中をを端折った感じですね。
と言うことで早口でいいますが、「ロトゼタシア」の地形はでたらめなものではなく、地球の大陸移動説を考慮した考察をもとに、現在の地球の地形がDQ3のものと酷似しているのを配慮して、太古の地球の地形に似せた、名前も実在の「ローラシア」に近い「ロトゼタシア」が創造されたことがわかります。
次は、大陸の移動を考慮して、ロトゼタシアの各地方がDQ3時代どこに移動したかを検証してみます。
同じ理論でドラクエ8の地形もドラクエ11の未来の世界、DQ3の過去だという可能性が出てきましたので検証してみます。