*こちらはドラクエ3リメイクの大きなネタバレとなるので、クリアしていない方は見ないほうが良いと思います。
強烈なネタバレです。ドラクエ3リメイクをクリアしていない方は見ないほうがいいです。
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あっと驚いた展開!
正直竜王を育てたのはルビスだと邪推しておりましたが、ドラクエ3リメイクのエンディングで新たな事実がわかりました!
ドラクエ3リメイクのラスト、まさかここで大神官ハーゴンが出てくるとは思いもしませんでしたので、筆者は猛烈に感動しております。
ハーゴンはドラクエ2では敵軍総大将として悪霊の神々の勢力で構成された邪教軍ハーゴン教団を率いておりましたが、旧作ではほぼラスト以外出番がなかったせいで存在感が薄く、動機も邪教崇拝者的な単純なものだろうと舐めていたのですが、実は出自も立派な大物で彼の真の背景や動機が明らかになり新たな感動を受けております。
闇落ちした動機も今回のではっきり分かり大変スッキリしている所ですが、オールドファンじゃないとわかりにくい部分があると思うので、大神官ハーゴンの目的と動機を補足説明させて頂きます。
ハーゴンの動機
忠義の人
ハーゴンは竜の女王の神官長を務めるほど純粋に竜の女王を慕う忠義の者であり善人でした。その敬愛する竜の女王の早逝による悲哀が今回の彼の行動の原動力となっています。
竜の女王の死の原因
元々一つだったこの世界が二つとなってしまい、2つの世界を同時に見守る必要が生じたことで竜の女王は衰弱死しました。
この二つの世界が存在する理由は、ルビスが自身で世界を増やす行動を取ったことにあります。したがって、竜の女王の死はゾーマではなくルビスによるものと考えます。
ルビスへの復讐心
まずハーゴンはルビスに対する個人的な恨みから復讐を企てています。しかし彼にとってこれは単なる復讐ではなく、竜王を守るための行動にもなります。
竜王の未来
敬愛する竜の女王が残した卵を託された神官長ハーゴンですが、世界が2つ存在する限り、新たに生まれる竜王もまた龍の女王と同じ運命を辿り衰弱死するでしょう。
それを阻止するためにハーゴンは世界をあるべき姿として一つに戻すことを決意しているのです。
世界の再統一
ハーゴンの最終目標は、世界を元の有るべき姿、一つの世界に戻すことです。
アレフガルドの運命
そのためにはアレフガルドを破壊するか、隔離することが必要でしょう。これは、単なる復讐ではなく、竜の神の未来を見据えた行動なのです。そのため、アレフガルドを滅ぼすために竜王を育て上げます。
結論
今回のリメイクで新たにわかった事実として、ハーゴンの行動は、単純な悪党としてのそれではなく、深い悲しみと忠義、そして彼なりに世界を守ろうとしている所から来たものだということが分かりました。
この新たな描写はロトの物語に一層の深みと複雑さを加え、我々プレイヤーは新たな視点を得ることができ、ハーゴンと言うキャラクターは旧作の限定的な印象から一変し、ビルダーズ2とリメイク版を経て応援したくなるほど恐ろしく深みのあるキャラに生まれ変わったのです!
ということは・・
ドラクエ2では仕える龍の母子を皆殺しにされた男の復讐の話となるので、話の重みがものすごく増しました!
ハーゴン頑張れとなりますが、相手は破壊神を破壊するやつらです。
そしてやっぱりルビス様が戦犯でした!
別に意味でロト一族やべーってなりますし
人外一族に挑むハーゴンが可愛そうにも見えてきました。
さぁ次回作のドラクエI.IIが益々楽しみになってまいりました!
統一された世界
もしかしてですが二つの世界の影響でドラクエ2の時点でアリアハンのある上の世界はかなり荒廃してしまっている可能性もありますね。
さてここでドラクエ12の予告で地面が割れて新たな地面が飛び出るシーンを思い出して欲しい。
この流れだとどう考えてもドラクエ12の舞台はドラクエ2の時点では未だ統一されていない、アレフガルドのある下の世界と、アリアハンのある上の世界が統合された後の真の世界が舞台となるのでしょう。
つまり、ハーゴンの悲願はやがて達成されると言うことです。
その悲願が達成された世界12の舞台となるということがほぼ確定となったと考えております。
でもちょっとFF5と被るのでどうだろうなー
そんなハーゴンを補足するという意味でもドラクエビルダーズ2はお勧めです!
そもそも、なぜアレフガルドが作られたのかの謎に迫る記事↓
かなり前の記事ですが、当たらずとも遠からずと言う考察になったのは驚きです。
ドラクエ3の主人公が最後にどこに消えました。
そしてドラクエ1の主人公はどこから来たのかを考察