複製ではなく、例えば、一人を二人の人間に分ける方法です。
完全な複製ではなく、一人の人間を「同じ個体の記憶と臓器を持つ二人」に分ける方法です。
人の道徳観念を大きく逸脱した行為ですが、現在の技術では到底不可能なので、考えだけをメモリます。
やり方は技術さえ整えば簡単です。
必要は技術
- 人体の各パーツのクローン技術、もしくは本物に劣らない人工パーツと臓器。
- 脳の全データを他に移す技術。クローン脳、もしくは人工脳に移す技術。
同じ記憶を持ったクローンが作れる程度の技術があればOKですが、現在の技術レベルではまだまだ先ですね。
あとは簡単です。
手順
脳の場合
脳の記憶を含めた完全コピーを作ります。
オリジナルの左、右の脳の片方をコピーのものと取り替えます。
これで同様の記憶を持つ2つの頭部と頭脳を作成できます。
これでオリジナルの脳は、どちらにも存在し、更に人工脳の方をより性能の良いものにすることによって、思考のパワーアップも図れます。
手足や臓器の場合
二つあるものであれば同様に二つに分けて、片方を人工のものに置き換え、補います。
心臓と肝臓等は一個しかないので、当初はそれぞれに分けるしかないですね。
完成
これで、一人の人間の記憶と脳と臓器を持った二人の人間を作ることが可能です。
更に応用すれば、それ以上増やすことも可能です。
さぁ考えよう
この場合、意識とか魂はどうなるのでしょう。
なんか心臓がオリジナルの方が気持ち優位制を主張する展開が見えますが、あなたの本体は・・・左脳?右脳?心臓?
これでいろいろ解明できそうですが、技術的にまだまだ無理なうえ、完全にタブーの領域なので、考えてもいけません。
将来の人工知能なら、こういう実験は平然とやりそうですね。