ブリオリウスの妄想

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【思考実験】時空における物質過去送りのパラドクスから考える多次元宇宙の収束とパラドクスへの自浄作用

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4次元以上の時空感覚を試す思考実験

物質の過去送りのパラドクス

物質を過去に送れるタイムマシンがあると仮定します。
  • とある物質、仮にドラえもんのフィギュアとします。これを購入して3年前の過去の自分に送るところから、想像を始めましょう。
  • 1回目のループでは、先ずドラえもんのフィギュアを購入する事がなくなります。
  • そこから更に過去の自分はこれを3年間所持し、現代に到達したらまた3年前の自分に送ります。
  • 過去の自分はそこでまた3年間保持して、3年前の自分に送り続けるという時空間ループを行います。

以上のループを繰り返し、と言う仮定で話を進めます。

つまり過去に手にした物質を過去に送り返す事を繰り返します。

ループなのに経年劣化そしてパラレルワールド化

これにより時間は繰り返しているのですが、ドラえもんのフィギュアだけはループするたびに3年分劣化しているので、以前いた過去の世界とはフィギュアの劣化分だけ違うものとなります。

また、これによりリピートするたびに前回とは少し違う新たなパラレル次元が生まれて上書きしているという事がわかります。そうしないとループして送り返した数だけのドラえもんのフィギュアが一つの次元に殺到してしまうからです。なのでドラえもんのフィギュアが一つでいるため、次元が重ならないようこのループは螺旋構造となっています。

時間的には3年から先には進んでいないのですが、ドラえもんのフィギュアだけ時間がどんどん経過していく様は、時間が進まない代わりに横方向に時間が積み重なっていくと想像するといいでしょう。

ドラえもんのフィギュアは繰り返されるループの中、経年劣化して最終的に無くなるので、その消滅したX回目のループでは3年前の自分に送ることができなくなり連続性が崩壊して時間のパラドクス(矛盾)が発生します。

パラドクスにより何が起きるのか順に説明すると、まず3年前に未来の自分からフィギュアをもらった事実が消えます。厳密には前回とは違う次元なので一見影響はないように思えますが、このパラドクス次元はループの連続性によって維持されており、ドラえもんのフィギュアを送り返すことによって成り立つ世界なので、ループを止めれば崩壊するのです。

連鎖的にドラえもんのフィギュアが過去に送られた事実もなかったことになり、その連続性のお陰で維持できていた「送り返しのループで生まれたパラレル次元」群が新しく上書きされた次元から後ろ向きにどんどん崩壊収束していきます。

結果、一番最初にドラえもんのフィギュアを過去に送ろうと考えた次元の自分の思念もその連鎖で崩壊四散して本流に意識に取り込まれ収束します。イメージとしては本流から出っ張りだしたループの支流が伸びて勝手に崩壊してまた本流に飲み込まれる様を想像するといいかもしれません。

パラドクスの崩壊と封殺

このようにしてドラえもんのフィギュアを過去に送ったという事実が次元とともに葬られるのです。それに伴ってループの連続性で作られた全てのパラレル次元も無かったことになり、時空はドラえもんのフィギュアを購入する以前、ドラえもんのフィギュアを過去に送ろうと考える直前にまで自分を遡らせてやり直しとなります。ここで再度パラドクスを行う選択をするとまたループとなるのですが、最終的にはパラドクスを行わない選択をするまで、実質的に時間は一歩も進まないのです。

傍観者視点では対象がこのパラドクスを行おうと考えた瞬間にその考えは消滅したように見えるのですが、実は長大なループを経てこのパラドクスに至る考えが時空に摘み取られるに至った事がわかります。

しかしこの仮説であれば人間の思考は決められたものではなく、生物には本物の自由意志が存在するという証拠にもなるのです。

時空の自浄作用

このような時空操作行為により膨大な数のパラレルワールドが生まれますが、最終的にそれらは収束して無かったことになっていくプロセスを説明させて頂きました。これで時空にはある種の自浄作用が働いていると言う一例がこの思考実験でわかると思います。

親殺しのパラドクス

時空を歪ませても時空間が後付で修正する為、結局その行為は初めからなかったコトにされるという事であれば、過去に行って自分が生まれる前に親を殺すとどうなるかという「親殺しのパラドクス」の問をこの理論に当てはめますと、殺しを実行しようとしてもなんだかんだこの考えに至らなかった時空に修正されてパラドクスが解決される事になります。つまり殺しに成功した瞬間パラドクスが派生するので時空はそれに至る因果を連鎖崩壊させて無かったコトにし、パラドクスが発生しなくなるまでループを繰り返えさせるのです。

見えざる時空の因果律

このような時空の機構から発生した神の手こそが我々の住む時空を支配する「デウス・エクス・マキナ」のなのかもしれません。時空の本流にそぐわないものは刈り取る厳粛な手です。

その手が働く限りパラドクスに直接繋がりかねないタイムトラベルは実現不可能ということになります。我々は常にタイムマシンの発明に至らない選択をさせられていると考えてもいいぐらいです。

時の流れを変えるには川の流れる方向を変えるように、全体の方向である本流の流れ変えなければならないので、時間全体を俯瞰できる大きな存在でない限り時空を制御する事は不可能なのですから。 

そして、その神の手に意思があるかどうかによって我々の世界への認識は大きく変わってきます。。。

まとめ

要するに時空間パラドクスが起きてもなんだかんだ自浄作用で修正されるので宇宙が崩壊することは無いです。