ブリオリウスの妄想

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【ドラクエ4考察(前半)】山奥の村の村人たちも「導かれし者たち」であるという考察から「導く者」の真意を探る

ドラクエ12は天空シリーズと縁がある話になる可能性があるので、天空シリーズ最初のお話であるドラクエ4の考察を行い、天空シリーズの謎に迫りたいと思います。

また最近モンスターズ3の発表があったのでピサロ様のことを調べていくうちに、DQ4で気になる点があったので考察してみたいと思います。

ドラゴンクエスト4(以下DQ4)で勇者が育った「山奥の村」に関しての考察です。

DQ4をやった方なら忘れるはずもない謎の恋人娘「シンシア」や勇者の育ての親の他に勇者の指南役とサポーター達が住む村です。

ご存知この村は五章が開始して間もなく魔族の王ピサロ率いる魔の軍勢に滅ぼされるわけですが、この辺のやり取りを見ているうちに気になる点がいくつか出てきたので考察いたします。

*ここの内容の一部をそのまま拝借して動画にしている方がいるという報告がありました。動画で使用する場合は動画内か動画の説明でここのブログのリンクを張って貰えればいいのでよろしくお願いします。

*以下の作品のネタバレや情報を含みます
ゲーム:DQ4、DQ5、DQ6

山奥の村の攻防戦

ピサロの変装

まず最初に気になる点ですが、ピサロ本人がわざわざ恥ずかしくも迷子の人間の詩人のコスプレをして村にやってきた理由が物語上不明です。

勇者の確認なら部下の偵察だけで済みそうな仕事ですし、そもそも偵察確認済みだからこそピサロがやってきたと考える方が自然です。ピサロ一人で簡単に見つかる勇者なら、1章の空飛ぶ靴作戦といった涙ぐましい努力をする必要もないのです。

ピサロは御自ら詩人の姿で勇者の村に潜伏したという事は、自分の手で確実に勇者を殺したいからという願望と、自分ならさっさと簡単に暗殺で仕事を終わらせられるという自負があったからしょう。しかし、実際は待機させていたであろう魔の軍勢を呼んで村をまとめて蹂躙しました。

しじん

メタな話となりますが、ドラクエ4のデータをを解析すると「しじん」という敵が存在するようです(ドラクエwikiで見ました)つまり没とはなりましたが、この村でピサロに扮した詩人と主人公が対戦するくだりが存在していたということだと考えます。
更に深読みをすると、DQ11の最序盤でキメラを一時的に目覚めた主人公がライデインで撃退する部分、これはこの没となったこの部分を当てたのではないかと考えます。
つまり詩人での戦いでピンチになった主人公は覚醒もしくはマスドラの雷に助けられて「ピサロ」こと「しじん」は撤退、その後に軍勢を引き連れて村を滅ぼすというシナリオが存在していたと推測ができるのです。

ご存知正史のシナリオでは、御自ら視察した後に軍勢を呼び寄せましたので、この理由を考えてみました。

屈強な村人

答えは単純です。村を知れば知るほど村人の腕っぷしが異常だったと言う以外に理由が考えられないのです。

村人たちの強さが想定よりもはるかに強く、恐らくDQ6のライフコッドの村人以上の強さで、例え勇者を暗殺しても村人の追手からピサロ本人が生きて逃れられる気がしなかったからという事になります。その為奥の手として魔族の軍団を呼び寄せ数で蹂躙したのでしょう。

村の攻防戦では激しい戦闘音の後、一瞬で村がほとんど消し飛んでいるので、戦闘の激しさがヒシヒシと伝わります。か弱い村人相手ならこんな激しい戦闘にはならないのです。つまり最初から無数のイオナズンクラスの極大呪文や灼熱レベルの炎で村を一気に包囲爆撃したので、歴戦の兵でも対応できなかったのでしょう。

しかしそうしなければ勝てないほど、あの村の連中はヤバかったのです。

導かれし指南役とサポーターたち

それには明確な理由があります。

「山奥の村」もとい「勇者の村」の人々は、世界を救う勇者を育てるために集まったもう一つの導かれし者たちだったと考えられるのです。

例えば世界の救世主たる勇者を鍛える導かれた指南役であれば一角の人物であって当然で、老練の聖騎士クラスじゃないと務まる気がしません。なので村にいた剣の指南役一人でも、ダイの大冒険のアバン先生とかDQ7のメルビンぐらいに強かった可能性があります。

魔法の先生も同様のレベルの強者だとすればそれだけで魔王軍を総動員する理由となります。

シンシア

上級魔法のモシャスをあっさり使える「シンシア」も強力な戦力だったでしょう。モシャスが使えるレベルであればベギラゴンぐらい出せるはずです。そもそも人外なので村で最強の存在だったかもしれません。

少なくとも名前も容姿も似ている後半に出てくる戦闘要員NPCのあの天然娘「ルーシア」以上の強さがあっても違和感はありません。そもそもこの二人は名前も似ているので血縁関係すらありそうな気がしてきました。

しかし悲しいことにシンシアは勇者の安全を図るために仕方なく当時のLv1勇者にモシャスしなければならず、その弱体化によって戦力にはなりませんでした。

勇者が敵の大将に見られている以上、勇者の死を偽装するしか選択肢はなく、村で唯一モシャスが使えるシンシアにとってこの偽装死作戦以外に選択肢が無かったのです。

山奥の村という養成施設

何事も起こらなければこれら勇者の指南役はシンシア含めてそのまま勇者のパーティーのメンバーとしても機能したと考えます。なので閉鎖的な村に無駄にお店のような物があったのはトルネコのように勇者の仲間として必要となる商人役を養成していたのではないかと予想できるのです。

そしてこれらの強者がどうやって集まったのかといえば、これは当然彼らも導かれし者たちであるとしか考えられません。

つまり山奥の村の人々は第一次導かれし者たちだったのですが、不幸なことに魔族に見つかって全滅させられたので、ライアン、アリーナ達による各分野の専門家で構成された最強の戦闘チームである第二陣の導かれし者たちで目的を果たしてくれました。

勇者の村の統率者

とはいえ長期に渡る勇者の保護、隠蔽、育成、女の世話と第一陣のやったことは第二陣以上に苦労が多かったことでしょう。

これは人間以上の存在であり、多分最年長者でもあるシンシアこそが村の指揮をとっていたという可能性が強いので、シンシアはDQ11のニマ大師のようなロリババア的存在だったのかもしれません。

そうなるとシンシアはマスタードラゴンの使いと言う可能性が濃厚になってきました。その為私の推測ではシンシアは羽を隠した天空人なのではないかと考えていますので、そのように想定して話を進めます。

シンシアが村の指揮、勇者の育成、勇者の恋人全てを一人でやるところが想像され、彼女の意外なストロングウーマン像が浮かび上がってきたので少し困惑してきました。勇者以外の村人と会話する時はDQ3のヒミコのように、会話の語尾に「じゃ」を付けそうなぐらいの威厳が出てきましたシンシアさん。

天空人と人間の結婚はマスタードラゴンによって固く禁じられているので、最後にシンシアが復活すると勇者とシンシアの仲に関してはどうなるのかが興味深いです。というのも勇者はマスタードラゴンに天空上で一緒に住むかという誘いを断っているので、天空人としてではなく人として生きることを選んだという事になります。まぁマスドラも勇者には文句を言えないかもしれないので例外扱いされるかもしれませんが、どうでしょう。

まとめ

  • 山奥の村で勇者を育てたのはシンシア率いる第一次導かれしものたちでかなりやばいやつらだったのもかもしれない。

そんなやばい奴らを使い捨てながら導いたやばいやつがいるのですが、次はあの不完全な神のお話に続きます。

DQ4考察 後編 導く者、マスタードラゴン

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