エピローグ、アイツラのその後、最後部分に追加
今作の世界観は、ほんわかしている割に、人が儚く死ぬいつものほんわかダークなドラクエ世界です。元々ドラクエは優しい絵柄の割には結構凄惨な事件が起こるギャップも売りだと思っていますが、今作もいい意味で精神を落ち込ませる演出にも優れています。また哲学的な要素も多く、プレイヤーの少年少女たちに破壊と創造とは何たるかを問いかける、大変深い作品です。
それでは、考察を始める前に、軽く肝心な部分のネタバレをしていきたいと思います。未クリアの方には解り難く書いております。この記事はネタバレの塊なので要注意です!
発売前の予想記事はこちら↓
改めて読むと我ながら大分当たっていますね
*以下の作品のネタバレを含みます
ゲーム:DQ1、DQ2、DQB、DQB2
ネタバレ注意!
↓↓↓
- 登場人物ネタバレ
- 少年シドーの正体
- ドラクエ次元における時系列(要考証)
- この世界の正体
- まやかしの世界の住民
- まやかしのローレシア王から始まったまぼろし(表記がややこしいです。すみません)
- しろじいの冒険
- 少し明かされたハーゴンの目的
- シドーの最後
- ラストのネタバレ、主人公の本
- エピローグ
登場人物ネタバレ
主人公
メルキドでハーゴン教団に攫われた事以外謎です。
背中には謎の緑本を背負っており(本の正体は後述)、アイディアが浮かぶ際はいつもこの緑本を参考にしている。女性キャラだと赤本。
作中描写では今の所主人公は伝説的な人間の子孫でも何でもなく、ハーゴンにその辺の村人のような存在と言われてしまった。
詳細は時系列の項で
ルル
主人公の捕まった船にいたせいで巻き込まれる。
ドラクエシリーズによく出てくる名前。ルプガナ出身で親は有名なビルダー。その両親は先のルプガナ攻防戦で亡くなっている。
最初はただうざいだけの存在だったが、お約束通り終盤で評価が逆転する。
口うるさいけど面倒見がよい女親分肌で、口が悪いながらも最初から最後まで主人公とシドーを気遣う。特に終盤の、不器用で何もできない主人公を差し置いての、シドーに対する気遣いでファンを相当獲得したことでしょう。
シドーの闇落ち阻止に大きく貢献した今作のMVP。
ヤス船長
彼も現実世界から船ごと今作の舞台に飛ばされてきた。
本名は不明ですが、これは知る人ぞ知る堀井雄二先生の初期の名作ポートピア連続殺人事件の助手「ヤス」へのオマージュですね、あとは彼がボスと呼んでくれれば完璧です。もちろん犯人でもなんでもありませんでした。
アンデッドマン船長とキッシム
イケメン不死身骸骨達
しろじい(本名不詳)
伝説のビルダーのなれの果ての幽霊のような存在、見た目はおおきづちだが、生きていた頃は人間だった可能性があります。
本人は自分を神様的なアレと言っているが、ハーゴンが創造した空っぽのまやかしの世界に迷い込んで、ひたすらいろいろとビルドを繰り返していた造物主的存在。
やがてハーゴン教団に目をつけられて、からっぽ島にまで追われて、寿命なのか殺されたのかわからないが、そこで絶命して、幽霊的存在なしろじいと化す。彼の歩んだ軌跡は後述。
魂的な存在でそれすらも一度ハーゴンに消滅させられるが、可愛らしいミニサイズとして地下神殿の近くで謎の復活を遂げる。
ドラクエ世界の爺さんキャラにはお決まりの、ドラゴンボールの亀仙人的なエロさを持つ。
主人公が伝説のビルダーの子孫ということから、実はしろじいこそが主人公の肉親の可能性も僅かにある。
ゴルドン
しろじいに作られた人工生命鉱物体。あの有名なゴーレムも人間にビルドされた存在なので、しろじいとメルキドのゴーレムを作った人間とは何かしら関連がありそう。
ちなみに色狂いで面食いなのは製作者(しろじい)の性格が大きく影響しているのは想像に固くない。
三神官
ジゴック、ヨージス、アデンの三人。
最終章に出てくる、性格がイケメンな大神官達。前作の3賢者に対するオマージュですね。最終章では方舟も出てくることから「旧約聖書」と「黙示録」、そして「精霊ルビス伝説」色の濃い物語となりました。
ジゴックが地獄の使い、ヨージスが妖術師、大神官アデンに至ってはアークデーモンで、戦闘でもめちゃくちゃ強い頼りになる奴ら。
ちなみにアデンはアークデーモンの略。
おんばあ
ぴちぴちだった頃鉱山に迷い込み何十年と地底をさまよっている割には人格者のおばさん。最初地域ボスのメデューサボールの正体はこいつかと疑ったりしたものです。失った青春を取り戻そうと気の毒な来歴の割にはハッスルする健気なおばあさん。
もんばあ
現実世界の住民だったが、若いころにロンダルキアをさ迷いこの世界に入る。知らない世界に迷い込んだ上、モンスターにえさをやったことを咎められ、ハーゴン教団につかまる。未だ出所していない作中で一番救われない人生を送っている人。
監獄島に何十年と投獄されており、主人公の脱獄を称える語り部として監獄塔に残る決心をするも、方舟がやってきた時にみんなといっしょに脱獄してめでたしめでたしとなりました。
マギール
モンゾーラの副総督で感動的な最後を遂げた作中人気ナンバーワンのキャラ。三神官のジゴックは師匠。
ミト
謎の前世の記憶を持つシスター
DQB1の2章のシスター「エル 」の転生体の可能性が高いです。だとすると違う世界線からの転生となるので、転生体は世界線を超えるという証明にもなります。
犬歌姫
モンゾーラの犬にラーの鏡を使うと、人間に戻ります。 その経緯から、ムーンブルグの王女と言われていますが、ムーンブルグ王に会わせてもお互い無反応ですし、王女だとしたら色々破綻するので、ムーンブルグ王女ではありません。
職業は歌姫であることから、ペルポイの歌姫アンナがコピー元になっている可能性があります。
野良犬と交尾して子犬を生んだこととかかな?と思って興奮しましたが、犬状態ではからっぽ島に持って帰れないので、ほかの犬との配合は出来ませんでしたね。
ムーンブルグ王
残念ながら多分オリジナルのコピー。理由はビルダーの鐘の音を聞いた後、自分が消えゆく存在の幻だと認識していることから。
元が賢明な王のようで、コピーも賢明。そして、その心に宿ったロトの末裔の誇りは本物の良識人。オリジナルはDQ2開始時には既に死亡、魂は玉座に残る。
キラーマシンGさん
車の材料。
昔週刊少年ジャンプにあった「CYBORGじいちゃんG 」(作:デスノートの作者)へのオマージュ。ネタがいちいちおっさん臭くて素敵。
ハーゴン教団の教義
創造は富を生み、富は憎しみをもたらす。
なので破壊こそ真理。
共産的な考えで、これ以上の考察は危いのでやめておきますが、
こちらの事実の方が衝撃でした。ドラキーじゃなかったんだ?
少年シドーの正体
万人が思った通り、少年シドーは破壊神シドーそのものでした。
ゲーム内もしつこいぐらいにシドーが破壊神の化身だと示唆されているので、これまでの流れから、逆にシドー少年が破壊神の訳がない、と思うのがドラクエファンとして自然ですが、ド直球でそのまま破壊神シドーのお話だとは意外で、何のひねりもなくシドーが破壊神なのは、これまでのドラクエのシナリオパターンを覆す、斬新なストーリー展開となりました。
破壊神は次々と古い自分を破って強くなるとのことで、最終章ではシドーの鱗と爪と角と牙と目が無数に落ちており、良い素材となります。目も落ちていることから、脱皮以上のことをしているようです。
ラストで、少年シドーと破壊神シドーが対峙して一瞬プレイヤーは誰もが動揺したでしょう。アレはお前じゃないんかい?と。
つまり破壊神は常に意思のある自分の古い殻を文字通り撃破して強くなっていくという意味でしょう。実際、少年シドーはビルダーと力を合わせ古い破壊神たる自分を打ち破ってより上位の神となります。
ドラクエ次元における時系列(要考証)
今作、時系列的には、ロトの三勇者にハーゴンもろともシドーが倒された後の平和になった世界です。
これはつまり、ロトの正当な血筋が一度途絶えた、パラレルのDQB1の時空とは時系列の違うお話となります。(未確定で要検討)
DQB1では勇者が闇落ちし、ローラ姫と結ばていないのに、今作では勇者がローラ姫と渡った、ローラの門が登場するので、やはり前作DQBとはパラレルの時系列です。(DQB1でもローラ姫は健在なのでここも要検討)
なので、今回はDQB1からではなく、正史を経たDQ2の時系列での物語となります。
つまりDQB1とは違って、今回は正史の時系列からのDQ2の正統な続編となります。(再考察中)
2の主人公は闇を払った伝説のビルダーの子孫というのが公式にありますがが、少なくともDQB1の主人公の子孫ではありえないということになります。ただ、同じロトの血を引く親戚である可能性は捨てられません。あとスクエニの公式サイトは適当な時があります。
DQ3の時期にもアレフガルドは闇に覆われていたので、その時期のビルダーの子孫でもいいし。一応メルキドのゴーレムを作った人もしろじいも伝説のビルダーだと言えるので、その辺の末裔かもしれません。(適当
ただ、今作主人公は素直に前作DQB1の主人公と性格など多くの共通点を持っており、子孫と考えてもしっくり来るので、考察泣かせです。転生体の可能性も。
2の主人公に関して現在作中で分かっていることは、DQB1の主人公と同様に、メルキド出身だということぐらいです。DQB1の主人公はロトの遠縁で一応ロトの血を引いておりますが、DQB2の主人公に関しては謎です。やっぱりゴーレムを作った人の末裔かも。とにかく城塞工業都市メルキドは優れたビルダーが輩出されるようです。
あと、勇者しか使うことができないとされる勇者の旗や武器を見事に使いこなすあたり、主人公もロトの血をひいている可能性があります。謎に包まれた主人公の出自は、今後のDLCで解明されると予想しましたが何も解明されませんでした。
この世界の正体
DQB2の舞台となる世界は、ハーゴンがローレシアの王子一行を誑かす為に、ロンダルキアで作り出した「まやかしの世界」です。
現実の世界でハーゴンが死んだので、滅びゆく世界なのですが、ハーゴンの思いが強すぎて、なかなか消えない世界です。
今作ではハーゴンが破壊神を育てるための世界でもありました。
ここは、ドラクエ2をきちっとクリアしないと、わかりにくい部分だと思うので、少し説明します。
ドラクエ2におけるハーゴンのまやかし世界
ドラクエ2の時代、ハーゴンは自分の居城に迫りくるロトの三勇者を欺くため、自分のハーゴン城に侵入するものに対して、精巧で理想的なまやかしの世界を見せておりました。
幻覚の仕組みはわかりませんが、勇者の気持ちを削ぎまた自分の場所までたどり着けないようにするための措置だったと予想されます。
この幻覚は住民を含むローレシア城全体を作り出すぐらい強力で、三勇者たちもこの幻覚を見破ることができず、右往左往しておりました。
しかしルビス様からもらった「ルビスの守り」を使うことによってこのまやかしはあっさり破られました。
ちなみにあの最強で有名な「はかいのつるぎ+はやぶさのけん(はかぶさの剣)」もこの幻覚を使って作成するのは有名な話です。
本来ローレシア城の幻だけだったこのまやかしが、謎の理由でDQB2の広大な世界にまで広がったのが今回の舞台となる世界です。
この世界を作ったのは「ハーゴン」、そして、その世界を創造で押し広げたのが「しろじい」です。この幻はハーゴンの夢として残っていたのです。
今作の中心となっているBGMはドラクエ6のものが多いですが、ご存知ドラクエ6は夢の世界が舞台となっておりましたので、直接の関連性こそないものの、この世界の正体をBGMに語らせるというしびれる演出です!
まやかしの世界の住民
そうなると、この世界にいる各登場人物は単なるまやかしなのでしょうか?
幻影にしては、登場キャラ達にもそれぞれ背負った過去の記憶や背景があって、何より幻とは思えないぐらい人間臭いです。そして、ビルダーの鐘の音を聞いて住民たちがさらにいろいろ思い出しています。幻影にしてはずいぶんとディテールが深いです。今作最大の謎はここだと思っています。
登場人物全般について考えてみます。
この世界には「しろじい」や「ヤス船長」そして「もんばあ」のように通常の世界から迷い込んだ人もいるはずです。主人公はハーゴンに選別されてこの世界に来ました。「しろじい」と「もんばあ」はロンダルキアのまやかしに踏み込んで、そしてヤス船長は多分主人公を召喚するために巻き起こされた嵐に巻き込まれてこの世界に来ています。なので、この世界は、ロンダルキアの入り口以外、簡単に迷い超える世界でもないことが伺えます。
ということは、住民のほとんどがまやかしということになります。元来の目的がローレシア城のコピーから始まっているので、ほかの登場人物もコピー元があるかもしれません。そうなるとオリジナルの記憶を有しているので、人間的に深みもあります。
効果的な幻術は近親者の幻影を見せる事なので、ローレシア王、サマルトリア王(未登場)ムーンブルグ王のコピーは一番最初に作られたことでしょう。
また、この世界はDQ6のように亡くなった人の魂の受け皿になっている可能性もあります。どちらも夢世界という共通点がありますので、設定が同じでもおかしくはありません。本編で亡くなったキャラがこちらの世界で復活するというのは、多くのファンが喜ぶところですが。
まやかしのローレシア王から始まったまぼろし(表記がややこしいです。すみません)
物語終盤、まやかしのロンダルキアにて、まやかしのローレシア城にいるハーゴン教団に入信したまやかしのローレシア王のセリフは、ハーゴンを讃えるものでした。
DQB2のまやかしのローレシア城はドラクエ2のロンダルキアにあるまやかしの方のローレシア城そのものなので、本物のまやかしのローレシア城です(?!)
まさかの、本物のまやかしの方のローレシア城を登場させ、ビルダーワールドで再現するとは、その演出に脱帽です。
城内のまやかしの住民のセリフもDQ2当時と全く同じものです。皆理由もなくハーゴン教団の教徒としてハーゴンに心酔しています。
彼らのハーゴンを讃えるセリフを一通り聞きまわり、最後にローレシア王のハーゴンを讃えるセリフを考えると、これは正に、今回の各地域の登場人物がハーゴン教団を称える部分のベースとなっているのが垣間見れます。
まやかしはここが原点だったという雰囲気を醸し出しており、全てはここから始まったという威圧感があります。
そして、終盤のハーゴンとのやり取りで、このまやかしはハーゴンが無意識に理想とする「夢」の世界を再現したものだと、少年シドーに指摘されます。
DQB2の舞台となったこの世界は、すべての住民がハーゴン教団の信者で、ハーゴンを讃える、まさにハーゴンが理想とする世界だったのです。
この世界のもう一つの特徴としては、ゴールドが存在せず貨幣経済が無い社会と言うことで、ハーゴンの理想郷に対する考えの一端が見えます。
そして、ドラクエ2でまやかしを見破った時の魔物のセリフに
「だまされていればよいものを
みやぶってしまうとは かわいそうなやつ!」
というのがありました。
これは後にハーゴンに対する手痛い皮肉となります。
矛盾点
このまやかしは、もともとハーゴンがローレシア王子一行に対する罠として設置したものなのに、世界はすでに数百年は続いているかのような描写があります。しろじいもこの世界においてはかなり大昔の人間であり。時間的な整合性は全く取れておりません。まるで時間の流れがそれぞれで違うかのようです。
時間の流れが違う理由
それはまさにこの世界が夢たる所以です。ディカプリオ主演映画の「インセプション」のような感じで、夢の世界は現実よりも早いのがSF的な常識(笑)です。この世界はハーゴンの夢を媒体としたまやかしの世界なので色々と「インセプション」と設定が被るところが見えるのが面白いです。実はこれ、ハーゴンの夢に主人公がインセプションを仕掛けていたとも考えられます。その結果ハーゴンはあのような形ですが救われたのです。
幼女まで異様に達観する終盤・・・
しろじいの冒険
マスタービルダーだった頃のしろじいの軌跡を辿るとストーリーが分かりやすくなるのででおさらいをしてみましょう。なぜなら主人公はしろじいの辿った道すじを逆から巡っているからです。
しろじいがこの世界に入ったきっかけは分かりませんが、入った場所はロンダルキアにある偽のローレシア城からでした。そこからしろじいの創造の旅が始まりました。
その証拠に、作中では偽のローレシア城の周りは大変美しく作られております。これは紛れもなくしろじいの仕事です。実際、空っぽだったまやかしの世界に色々と創造をしたと言っております。まさに1回目の創造にふさわしい気合の入った光景でしょう。
その後彼は偽りのムーンブルク地方で城を作り、次のオッカルムではゴルドンと大神殿を作り、そしてモンゾーラで大樹を作りました。
やがて教団に追われ、からっぽ島に行き着き、そこでビルドの研究をして余生を過ごしたようです。
最後どうやって亡くなったのかは謎です。
少し明かされたハーゴンの目的
作中で、DQ2でハーゴンは理想の世界を作るために現実の世界を破壊しようとした、という内心を少年シドー様にばらされます。その先に見ていたのは、今回のDQB2の舞台のような世界だったのです。
DQB2でのハーゴンの亡霊はシドーを破壊神として覚醒させて、現実世界を破壊しようとしました。
破壊神(少年)からの慈悲の一言
これでハーゴンはすこし報われました。
シドーの最後
ラスボスである自分の古い殻を破壊し、創造の力を得たシドー。最後に滅びゆく定めのまやかしの世界を実在のものにするため、ビルダーと共に世界を創造したシドー。作中のホッホのセリフで、この世には様々な神がおり、その中に破壊神もあって創造神もいる、そして創造と破壊どちらも司る神もいる。との事ですが終盤になって突然謎の超知識をさらけ出したこのじいさんが怖いです。
破壊と創造の神と言えばドラクエ9のグランゼニスあたりを思い出します。そうなるとゼニスは神の中でも位の高い神様だというのがわかります。それと今作で「死神」(雑魚モンスター)はかなりランクが低い神だということがわかりました。というか神だったのかやっぱり。。
破壊神としてのシドーは今作で滅びました。そして生まれ変わったのが破壊と創造の神シドーです。神様としてランクアップしたのが分かります。
察するにルビス様は創造の神なので、シドー様に抜かれた形になりますね。
そして、今回のお話を一言で表すと
「破壊神が破壊創造神になるお話」なのです。
世界を創造すると神の力を失うという謎設定を経てシドーは普通の破壊少年シドーに戻りましたが、これだけで神の力を失ったとは考えにくいですよね。
ラストのネタバレ、主人公の本
主人公の本の正体はラストにシドー様が奪って明かしてくれます。
実は、主人公が子供の頃に書いた絵日記でした。
主人公は厨二病的絵日記に書いた絵から、これまでのビルドの着想を得ていた。だから厨二病的な考えも大事なんです。
緑本があることから、どこかに赤本もと考えていましたが、その考察の必要はなくなってホッとしました。そもそも女性キャラの方でやると赤本ですね。
まだまだ考察できる余地がありますが、今回はこれぐらいとしておきます。
エピローグ
これはどう見ても予告です。楽しみですね!そう願っています!
最終無料アップデートで、ついに彼らの行方が判明するエピローグが追加されました~!
いくつかの条件をクリアするともんばぁから手紙が届きます!
そしてついた先の島にはあの方舟が!!
どうやら紆余曲折の末、方舟が監獄島上空で浮力を失ったおかげで、モンスターたちはもんばぁたちと合流したようです!
そして主人公と合流したモンスターたちは以後町の住民としてリストに載るので、好きなところに住まわせることができるようになります。
彼らと会話をするには一度住民として街に登場させる必要があります。
そして魔物たちとの会話から、知られざるいくつかの事実が判明しました。
- マギールさんはジゴックさんの弟子でした。そして、ジゴックさんをモンゾーラにつれて行くとイベントで弟子の功績を認める発言をします。
- くさった死体のマーカスとの話から、シスターのミトさんはやはりDQB1のシスターの生まれ変わりのようです。
- ジゴックの話によれば、空っぽ島の謎の地下神殿は勇者に破れた破壊神シドーが眠っていた破壊神の寝所だったということです。ビルダーの聖地に破壊神が眠っていたというのはきっと何かの引合せだったのでしょう。
- 主人公の出自に関する謎などは解明されませんでした。
こうして再会したみんなはそれからずっと幸せなビルド人生を送ったとさ。
おしまい
考察好きな方はこちらもどうぞ~ 、もちろんネタバレです。