2019年1月21日、本編クリアしました。考察はこちらです!
いよいよ 12月20日に発売が迫ってきたドラゴンクエストビルダーズ2。
ビルダーズ1ではルビス様との絡みもあり、スピンオフとはいえドラクエの歴史とストーリー設定の検証に大いに役立つシリーズとなりそうです。
自称アマチュアドラクエ研究家の私にとっても大変貴重な資料となりそうで、とても期待しております。
発売前ですが、体験版や前情報の時点で早速浮かび上がった謎を考察していきたいと思います。
体験版のストーリーをおさらい
時系列は、ロトの三勇者にハーゴンとシドーが倒された直後の復興の時代。復興の要であるビルダーズはとても貴重な存在となっている時代。
この時代はまだハーゴンの残党が残っており、残党達は世界を復興するビルダーズを疎ましく思っているので、手当たり次第に拉致っては、こき使って殺すという方針のようです。どうやら本当は秘密の場所にビルダー達を集めて何かを作る計画のようです。ドラクエ5の奴隷の下りに似ていますね。どうやらハーゴンに代わる指導者がいるように感じます。
主人公はそんな魔物たちに捕まった牢獄船からスタート。でも魔物たちはビルダーズの能力に一定の尊敬の念を持っているのも事実で、魔物たちの人(魔)情を垣間見れる貴重な体験ができます。魔物たちからいろいろなところの修理をお願いされたりします。
ただ、残党たちは思った以上にハーゴンに心酔していたようで、幹部っぽい悪魔神官のセリフに・・
*「ハーゴン様・・・ どうか 地獄の底から 我らをお導きください
*「あなた様が夢見た世界に
というセリフがありますが、ハーゴン様の偉大な人望とカリスマが伺えます。
そしてさり気に夢というキーワードにも注目ですね。ドラクエ6を思い出します。
とは言っても、残党たちはその心酔しているハーゴン教祖を倒され放浪しているうちに、だいぶ達観して丸くなっている様子で、魔物たちのために明るくお使いをする主人公に情報を与えたり、だんだん感情移入するほど人のいい魔物だったりする。
骸骨剣士の船長なんて、漢すぎて惚れてしまいそうになる。
各キャラクターたち
主人公はメルキドから拉致られたビルダー
DQB初代の主人公もメルキド出身でしたので(メルキド近郊で復活したが、実際の出自は謎)今回の主人公は伝説のビルダーの子孫である可能性は大きいです。ただ、この主人公、軽く記憶喪失になっているのか、過去はなんか謎です。
メルキド出身で、背中に古い緑本があり(緑本、赤本というとDQ11の最後を思い出しますが、関連線があれば嬉しいですね)。
伝説のビルダー(DQB1)の子孫ということですが、ビルダーズ1の時間軸では、DQ1勇者が闇落ちしているので、ローラ姫とも結ばれず、子孫であるDQ2のロトの三勇者につなげることが出来ません。
それなのにDQB2ではハーゴンとシドーがロトの三勇者に倒された後であり、作中ではロトの三勇者にハーゴンもろともシドーが倒された後の復興の時代という風に説明されているので、大きな矛盾が生じております。
ここが第一の大きな謎ですが、きっとゲームを進めていく内に納得の行く説明があると期待しております。
つまりDQB2で語られているロトの子孫と、DQB2のロトの末裔の三人勇者は別物の可能性が出てきました。なにか闇を感じるのは私だけでしょうか?
少年シドー
空っぽの島に佇んでいた謎の少年。彼は記憶喪失なのですが、名前も破壊神と同じ、あからさまに破壊が得意で、破壊神シドーとの関係が示唆されていますが、ここまであからさまな思わせぶりだと、逆に正体は本人というのはミスリードになりそうです。もしくは定番の善と悪が別れた的なあれかもしれません。と入ってもDQ世界での神様は割と簡単に下界で人間として暮らしたりするのがドラクエですなので、神が少年の姿に変身してもおかしくはありません。
ルル
ルプガナ出身の気が強くてうざい少女、ルプガナ攻防戦で両親が亡くなる、父親は有名なビルダー。性格はわがままでクソうざいが、そのうちそれを挽回するシーンが出てくることは容易に想像できます。
DQ2でもルプガナにグレムリンが侵入して村長の娘があわや犠牲になるところでした、おかげで船が手に入りましたね。ということで、ルプガナは当時から物騒なところがある街だったようです。
しろじい
謎のおおきづちの幽霊のような存在、神様的な妖精的なあれと自称しているので、この世界の創造主の可能性?
そして舞台は偉大なビルダーの夢の跡といっているので、しろじいである可能性が高いが、これもミスリードの可能性があり。とにかく謎が多いのが今回のストーリー。
ということで
のっけからいろいろ思わせぶりなミスリードぽい情報ののオンパレードですが、一捻り二捻りある、意外性の高いストーリが定番のドラクエビルダーズなので筆者は大変ストーリーが楽しみです。発売まで待ちきれません。
筆者個人の予想では、今回は「兵どもの夢の跡」ならぬ「破壊神の夢の跡」といったところかな?やはりドラクエ6を少し思い出します。
他に特筆すべき 設定
ハーゴン教団
DQ2の設定では、地獄の使い系はハーゴン教団の信者の「人間」なのですが、今回は魔物扱いになっているのが興味深いです。また設定をさりげに変更しましたがご愛敬です。
波にさらわれて消える死体
船が遭難した際、島には多くのビルダーズ達の死体が転がっており、話しかけると儚く消えるというドラクエにしては珍しい表現がされておりました。私の知る限り、これまでのドラクエにはなかった表現で、なんとも奇妙な闇を感じます。
肝心のルビス様はどこにいるのか?
まずはロトの世界観である上、DQB1の頃からルビス様が絡む世界観だと思っています、DQ2の時代ではルビス様は神の仕事に復帰していますので、その延長であるDQB2の世界でも神として存在しているはずです。
敬愛するルビス様との再会を心より楽しみにしている筆者です!
とにかく、発売日が後1週間に迫ってきました、オラゴンクエストビルダーズ2。
ドラクエ史の検証に新たな1ページが加わることを切に期待しております。
今後のストーリーがものすごく楽しみです。!
ビルダーズ2考察はこちら